同窓会
教師養成センター同窓会からのお知らせ<2011.3月>
3歳〜6歳コース 32期生、0歳〜3歳コース 4期生の皆様
2011年3月、当教師養成センターを卒業された方々が144名いらっしゃいます。
3歳~6歳コース32期生87名、0歳~3歳コース4期生57名の方々は、所定の課程を終えて、このたびご卒業されました。
当教師養成センターにてモンテッソーリ教育に関わられた方はすでに 3,000名を超えました。 学んだ知識を活かしながら、日本はもとより、世界各地で、お仕事に、ご家庭での保育にと活かしていらっしゃる方々が大勢いらっしゃいます。
つい先ごろ、3月11日に起きました未曽有の大災害「東日本大震災」により、今も多くの方々が行方不明です。被災地では、園舎が津波で流されたり、地震で倒壊した保育園や幼稚園も数知 れずあります。しかし、被害に見舞われた地域でも少しずつ復興への兆しが見えはじめています。 また、被災された方々自らが、ひるむことなく、再生への道を着実に歩み始めています。こうし た時だからこそ、希望を持つことの重要性は皆さんもよくご理解しておられると思います。
被災地であるなしに関わらず、未来を担う「子どもたち」をサポートする場におられる皆さん、 この先順調なことばかりではないでしょう。しかし困難を伴ったとしても臆することなく一歩ずつ前進する、そうした姿が皆さんを取り巻く多くの子どもたち、そしてその子どもたちの周囲に いる大人たちを勇気づけ、励まし、後押しする力となりましょう。
子どもたちの成長の一翼を担う仲間に入られた皆さん、その力を未来へと繋げるために、それぞれの場所で、存分に発揮していただけますよう心より願っています。
卒業生の皆さんへ(式 辞)
日本モンテッソーリ教育綜合研究所 所長 鈴木 勲
卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。本日、皆さんは日本モンテッソーリ教育綜合 研究所の教師養成コースの所定の単位を修得され、ここにめでたく卒業の日を迎えられました。 2年間に亘る皆さんのたゆまないご努力の成果であります。心からお祝い申し上げます。
さて、皆さんご承知のように三月十一日に起こった東日本巨大地震は大津波と原発事故の災禍を重ねた大災害となり、敗戦後の国土の荒廃を思わせる惨状であります。多くの人々の生命が失われ、生き残ったたくさんの人々も避難所等で明日を知れぬ不安な日々を送っています。
多くの大学では、この大災害に配慮して卒業式や入学式を中止しております。
こういう状況の中で、私共はあえて卒業式を挙行することといたしました。
それは通信教育という困難な学習をやり通した皆さんの努力を讃え、祝福したいという私共の願いと、皆さんがこの大災害の中で卒業されるということに思いをいたし、これからこの大災害に対していかに生きるかを考えてほしいと願ったからであります。
今、日本の国中の人々、また、海外からも何かしてあげることはないか、手助けできることは ないかと痛切に願い、いろいろなメッセージが溢れております。私はその中で、春の選抜高校野球の開会式で選手宣誓をした創志学園の野山慎介君の「生かされている命に感謝し、全身全霊でプレーします」という言葉に強い感銘を受けました。たとえ具体的な手助けや援助ができなくと も、被災された人々の上に心を寄せ、その復旧・復興を願い、見守りながら、自分に与えられた職分に力を尽くすこと。私達に今できることはこれしかありません。この未曽有の危機に際会し、卒業される皆さんの行く手には多くの困難が予想されますが、どうかこの通信教育で身につけられたモンテッソーリ教育を職場や家庭で実践され、自立したたくましいおもいやりのある子供を 育てることに情熱を注いでください。皆さんの今後のご活躍に期待し、式辞といたします。
平成23年3月27日
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