鹿児島県 指宿市立柳田小学校 1年
森 桃子
作り上げ、
発表する中で
得るもの
表現する力と、思考する力、
この力を育てれば、
子供たちの才能は開花する
全国児童才能開発コンテストは、令和5年度、記念すべき第60回を迎えることができました。全国各地の先生方、保護者、地域の皆様、教育関係者のご指導、ご支援、ご声援に厚くお礼申しあげます。
新型コロナを乗り越えてきた子供たちは、その経験をも糧として、無限の才能を開花させ、さらに伸ばしていくであろうことを信じております。
今年度も、皆様からのご応募を心からお待ちしております。
PICK UP
全国児童の豊かな感性・情操
基礎学力
文章による表現、
コミュニケーション能力
創造的な表現力
科学的な思考力
小学生の
文化的・科学的才能の育成をめざす
昭和38年の制定以来、全国児童の「豊かな感性・情操」、基礎学力である「文章による表現、コミュニケーション能力」「創造的な表現力」「科学的な思考力」を育て、小学生の文化的・科学的才能の育成をめざすことをねらいとしてる事業です。
Award
受賞者の言葉
大臣賞(高学年の部)
『文部科学大臣賞』に選ばれたと聞き、家族で飛び跳ねるくらい喜びました。それと同時に、感動して涙があふれました。
毎年三月十一日になると「震災から○年…」と、テレビで流れます。その年数と自分の年令が同じなので、震災の年に生まれた命の重みを感じます。
お母さんが入院中に書いていた日記には、クスッと笑えるエピソードや、一日に何本も打つ注射にたえたこと、不安で泣いてしまったことなど、書いてありました。原稿用紙六枚では書ききれない出来事ばかりでした。お母さんに「生んでくれてありがとう」と言うと、「生まれてきてくれてありがとう」と返してくれます。その言葉がうれしくて、何度も言ってしまいます。
私の作文を読んでくれた人が、自分にはどんな物語があるのかな?と、命の始まりについて考えてくれたらうれしいです。
愛知県岡崎市立竜美丘小学校 5年 加藤 美虹
受賞者の言葉
大臣賞(低学年の部)
夏休みのさく文をなににしようかかんがえて、シャワーができなくてくやしかったことをかこうとおもいました。
ながい文しょうなので、とっくんのときのしゃしんを見たり、シャワーのときのことをえにかいたりしてから、こころの中をまとめてかきました。
だい名をきめるとき、プールのはなしだけどシャワーがこわかったことのほうが大きかったので、「シャワーがこわい」にしました。
おもったことをことばにするのと、てんとまると「」をつかうのがむずかしかったです。
でもいまは、たのしかったことをにっきにかいたり、わからないことばをこくごじてんでしらべたりすることがたのしいです。
プールはにがてだったけれど、みんながおうえんしてくれてやる気が出て、さいごはたのしくなってよかったです。
それをさく文にかいて、いっとうしょうをもらえてとてもうれしかったです。
つぎはとびばこをがんばりたいです。
鹿児島県指宿市立柳田小学校 1年 森 桃子
受賞者の言葉
大臣賞(高学年の部)
ある日、先生がわたしに「夏休みに描いた絵が文部科学大臣賞をとったよ。」と教えてくれました。わたしが「それってすごい賞なんですか?」と聞くと「すばらしい賞ですよ。」と言ってくれて、わたしは「やった!」と思いました。
わたしがこの絵で工夫したのは、かん板の上の青い鳥です。かん板から先に「きらきらくもの町があるよ。」と青い鳥が教えてくれているのを想像して描きました。その他にも、デパートのかべにチラシを描いたり、ビルのまどから中の家具が見えるように描いたり、街灯がぽっと光って見えるように工夫しました。また、くもの町の住人はつまようじを使って細かく描きました。
わたしの絵を認めてくださったしん査員の方々ありがとうございました。そして、この賞をもらって一緒に喜んでくれた家族や親せき、友達にも感謝の気持ちを伝えたいです。
徳島県東みよし町立三庄小学校 5年 髙橋由衣花
受賞者の言葉
大臣賞(低学年の部)
今回、ぼくが夏休みにかいた絵が文ぶ科学大じんしょうにえらばれたことを先生から聞いて、とてもびっくりしました。家ぞくもよろこんでくれました。
ぼくは、か石やほう石、きょうりゅう、つりが大すきで、いつもベッドで図かんを見ながらねてしまいます。たまにゆめにも出てきて、楽しくて朝おきたくない日もあります。
地めんの下には、たくさんのか石やほう石がねむっています。地きゅうにはまだまだたくさんのふしぎがかくされていて、ぼくはかきながらとてもワクワクしてきました。
この絵をかく時、ぼくは図かんやれきし、ぼくのゆめをお手本にしてかきました。一番くふうしたところは、時だいの古いじゅんに土の色を変えてかいたところです。
コロナがおさまったら、はく物かんやはっくつげん場に行って、自分の目でかんさつ、はっくつをしてみたいです。
富山県高岡市立博労小学校 2年 中山晴喜
受賞者の言葉
大臣賞(低学年の部)
竹は、ぼくの人生をかえてくれた。
竹と出あったことで、たくさんの人と出あえている。みんなが竹のことが大すきで、しぜんを大せつにしている人ばかりだ。
クロチクは「タネはできない」といわれていた。でもクロチクのタネはあった。はっけんされていないだけだった。花がさいたのだからタネはできる、ぜったいにあるとおもって一つ一つていねいにみをむいた。ぼくは、どんなことでもきめつけないで、「もしかしたら」を見つけていきたい。
こんなに大きなしょうをもらうことができて、たくさんの人に「たけのこ。」をよんでもらえた。すごくうれしい。いろいろとおしえてくれた先生や竹友だちありがとう。
ぼくは、「竹」の子。しぜんはこわしてしまったら、もうもとにはもどせない。「まもる」「よさ・すごさをつたえる」やくめをもってこれからもけんきゅうをつづけたい。
千葉県野田市立中央小学校 1年 栁澤 凪瑠
受賞者の言葉
大臣賞(高学年の部)
三年前、コロナで休校になりました。みんなで密にならない遊びで楽しみたいと思ったのが、この研究のきっかけです。毎年研究して、一番飛んでもどりやすいブーメランをクラスの全員分作って、みんなで遊びました。
でも、家では弟が私の飛ばして遊ぶ様子を見て、うらやましがっていました。だから、今年はそんな弟のために、誰が飛ばしても同じ力でちゃんと飛ばせる発射装置を作ることを目指しました。上手くいかないことがたくさんあったけれど、二人で助け合って目標だったブーメランのキャッチにも成功しました。
はっしゃそうちをおくはっしゃだいをつくったら、ぼくでもかんたんにとばせるようになって、うれしかったです。とばすかくどやはじくばしょをかえたら、とびかたがかわっておもしろかったです。はじめてキャッチできたときはかぞくみんなではくしゅしました。
ご指導くださった科学博物館の先生や学校の先生方、本当にありがとうございました。
富山県富山市立保内小学校 4年 茂 眞貴子
主催
公益財団法人 才能開発教育研究財団
後援
文部科学省全国都道府県教育長協議会全国都道府県教育委員協議会全国連合小学校長会公益社団法人 日本PTA全国協議会
協賛
株式会社学研ホールディングス