カナダ オタワ補習校 3年
東村 萌
作り上げ、
発表する中で
得るもの
表現する力と、思考する力、
この力を育てれば、
子供たちの才能は開花する
このコンテストは、学校教育の振興をはかると同時に、児童の文化および科学的才能の育成に貢献することを目的としているものです。令和6年度(第61回)も、全国の学校からたくさんの作品のご応募をいただきました。全国各地の先生方、保護者、地域の皆様、教育関係者のご指導、ご支援、ご声援に厚くお礼申しあげます。
PICK UP
全国児童の豊かな感性・情操
基礎学力
文章による表現、
コミュニケーション能力
創造的な表現力
科学的な思考力
小学生の
文化的・科学的才能の育成をめざす
昭和38年の制定以来、全国児童の「豊かな感性・情操」、基礎学力である「文章による表現、コミュニケーション能力」「創造的な表現力」「科学的な思考力」を育て、小学生の文化的・科学的才能の育成をめざすことをねらいとしてる事業です。
Award
受賞者の言葉
大臣賞(高学年の部)
私の作文が文部科学大臣賞を受賞したと聞いた時、嬉しさより驚きが先走り、我が耳を疑ったほどでした。しかしすぐ嬉しさがこみ上げてきて目に涙がにじみました。家族も皆、驚いていましたが、とても喜んでくれました。祖父もこのことをほこりに思ってくれていたら嬉しいです。
私は去年の梅雨、初めて身内を亡くす経験をしました。祖父の訃報を受け取った日からお盆までを作文として書いたのですが、後悔の感情は、とても原稿用紙数枚に書き表せるものではありませんでした。そんな「後悔」は家族や大切な人と一緒にいられる、当たり前に感じていた、当たり前ではない日々の幸せを教えてくれました。
今も変わらず、毎月満月の日は空を見上げます。ちょうど満月の日に亡くなった祖父が空で輝いている気がするからです。美しい満月を見るたび祖父との思い出が蘇ります。
福井県福井大学教育学部附属義務教育学校 6年 野坂 莉里
受賞者の言葉
大臣賞(低学年の部)
この作文を書く時、読んだ人に自分の気持ちが伝わるように、表現をくふうしたり、何度も書き直したり、とても大変でした。だけど、好きなことを作文にするのは楽しかったし、こんなにすごいしょうをもらえるなんて、あの時の自分とハイタッチしたい気分です。
私はカナダに住んでいるので、新しい本が発売されても、すぐには買えません。ざんねんだけど、本が届くまでの間も、楽しい待ち時間です。同じ本を何度も何度も、読み返すおかげで、言葉の意味がよく分かるようになりました。とくに小説には、シーンが頭にうかぶような表現がたくさん出てきます。面白いなと思った表現はノートに書き写して、作文を書く時にさんこうにしています。でも、だれも使っていない表現を自分で考えて、作文にするのはもっと楽しいです。私はこれからも作家を目指して、本からたくさんの言葉を学んでいきたいです。この作文を読んでくれた人にも、新しい本を待つ時のウキウキする気持ちや、小説を読む楽しさ、面白い表現に出会う楽しさを知ってもらえたらうれしいです。
カナダオタワ補習校 3年 東村 萌
受賞者の言葉
大臣賞(高学年の部)
私はちょうと花が好きでこの絵をかきました。花をかこうと思った時、おばあちゃんの家の数多くの色とりどりの花を思い出し、スケッチをしに行きました。他に、こんな花があったらいいなと思う想像の花もかきました。
色えんぴつでぬったので、ざつにならないように何日もかけてがんばってぬった絵です。まさか、受賞するとは思っていなかったので、うれしさと、おどろきの気持ちでいっぱいです。絵をかくのが大好きなので自信につながりました。作品を選んでくださったしんさいんの先生方、ありがとうございました。
滋賀県大津市立南郷小学校 4年 松橋 仁奈
受賞者の言葉
大臣賞(低学年の部)
先生から大きな賞に選ばれたと聞いたとき、どんなすごい賞か分かりませんでした。家に帰ってママから「日本一の賞だよ」と聞いて、とてもうれしい気持ちになり、夢なのかもしれないと思うくらいおどろきました。
ぼくは、すしやさしみが大すきです。夏休みに何回もおすしやさんに食べに行ってうれしかったので、それを絵にしました。はじめは、すしだけをかく予定でした。かきはじめると楽しくなってきて、すしやさしみでいっぱいになりました。まわりには、すしになる前の海の生物や魚たちをかきました。まん中のウナギのもようは、色がかっこよく見えるように時間をかけてくふうしてぬりました。この絵を見た人が、すしや魚を大すきになってくれたらいいなと思います。
今回、すきなすしをかいて、賞をとることができました。みんながよろこんでくれてうれしかったです。これからもいっぱい絵をかいて、じょうずにかけるようになりたいです。
富山県立山町立立山中央小学校 2年 奥井 千暁
受賞者の言葉
大臣賞(高学年の部)
ぼくは生き物が大好きです。手のひらに収まるような小さな生き物が動き回っている姿は、時間をわすれて見ていられます。プラナリアやミジンコ、毛虫にフナムシ、どれもみんなかわいいです。そういった生き物は世界中に沢山いますが、ぼくにとって身近だったのが、
ぼくは絹糸昆虫の研究で、
だからみなさん、ぜひぼくの「蚕と天蚕を死なせずに絹糸を取る方法」を試してみてください。そして、どうか深く知ってください!!
長野県岡谷市立長地小学校 5年 八並 伸之介
受賞者の言葉
大臣賞(低学年の部)
運動が大好きな私にとって、暑い夏でもいかにかいてきに運動ができるかは、とても重要です。「体のどこをどのようにどのくらい冷やせば大好きなテニスがかいてきにできるのかな?」そんな疑問から『体のクール大作戦』の研究を始めました。
この研究で、大作戦が成功しただけでもうれしかったのに、「文部科学大臣賞」に選んでいただいたことを知った時は声をのんだくらい信じられない気持ちとうれしさでいっぱいになりました。アドバイスをくださった理科の先生や実験を見守ってくれた家族にとても感謝しています。ありがとうございました。
実験では、保冷グッズで体を冷やしたり、冷たい水を飲んだりして、体温を180回くらい測りました。じっとして体温を測るのがつらくなる時もありました。データをグラフにするのもむずかしかったです。でも、それを乗りこえて、冷やす部分と体の仕組みとの関係が分かった時は、目の前にパッと花がさいたような気持になりました。
この研究をしたことで、私は熱を出した時や冬になって手足が冷たく感じた時に、自分の体の感覚にもっと興味を持つようになりました。
私はこれからも小さな疑問を大切にしていきたいです。
富山県富山大学教育学部附属小学校 3年 中山 桃嘉
主催
公益財団法人 才能開発教育研究財団
後援
文部科学省全国都道府県教育長協議会全国都道府県教育委員協議会全国連合小学校長会公益社団法人 日本PTA全国協議会
協賛
株式会社学研ホールディングス