受賞作品展⽰ 作⽂部⾨
令和元年度(第56回)受賞作品

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文部科学大臣賞(低学年の部)

どっちがすき

愛知県岡崎市 矢作南小学校 2年

後藤 新智

審査員のコメント

 「ママとパパ、どっちがすき。」と妹に尋ねる母、「ママ。」と答える妹、その姿を見て、僕はいいことを思いつきます。「僕とママ、どっちがすき。」、「僕とパパ…。」、「僕とお兄ちゃん…。」、「僕とお姉ちゃん…。」、しかし、いっこうに僕だけを選んでくれません。最後に、「僕のことすき。」と尋ねると、妹は笑顔で「うん。」と答えてくれます。繰り返しの展開をつかって、二人のやりとりがほほえましく表現されています。妹がかわいくて仕方がないという優しいお兄ちゃんぶりが伝わってきました。
crown

受賞者の言葉

 ぼくは、作文で文ぶ科学大じんしょうにえらばれました。
 ぼくは、この作文をかいたとき、しょうをとるなんてぜんぜん思っていませんでした。ぜん国で一番のしょうとしってびっくりしました。
 学校に行ったら、先生から
「本がもらえるよ。」
と聞いて、わくわくしながら学校から帰ったら家に大きなダンボールがとどいていました。中をあけると、ダンボールいっぱいに図かんが入っていました。
 ぼくは、1さつだけだと思っていたから、びっくりしてかたまってしまいました。
 ぼくは、ものすごいしょうをとったんだと思いました。
 お父さんとお母さんが、ぜん国で一番のしょうとしって、よろこんでくれて、ぼくはとてもうれしいです。
 すごいしょうをとることができて、ぼくはじしんがつきました。