教師養成通信教育講座「0歳〜3歳コース」

2024年度 教師養成通信教育講座 出願について

2024年度出願受付:2024年3月4日(月)〜3月18日(月) 
2024年度の出願受付を2024年3月4日(月)10:00より開始しました。 

2024年度「0歳~3歳コース」の出願受付は定員に達したため、受付を終了いたしました。
2025年度の出願受付は2025年3月を予定しています。


出願にあたっては「2024年度 通信教育講座案内」「2024年度 募集要項」をよくお読みください。

講座の内容や学費など、重要事項が記載されています。出願前に必ずよくお読みいただき、必要な準備をしてください。

講座概要

日本モンテッソーリ教育綜合研究所は、1976年に日本で初めて「モンテッソーリ教育 教師養成通信教育講座」を設立しました。モンテッソーリ教育は、マリア・モンテッソーリが科学的な視点から『子どもの家』の子どもたちをつぶさに観察・考察し、試行錯誤を繰り返しながら生み出された教育法です。モンテッソーリが着目したのは

  1. 「子どもを観察する」
  2. 「教育の主体は子どもである」

という点にありました。

そこから導き出された基本的な考え方は、子どもは生まれながらに「自己教育力」を持ち、自然から与えられた設計図に基づいて、おのずから成長・発達する存在だとしています。したがって大人(教師)にできることは「さまざまな経験が可能なように子どもを取り巻く『環境』を整え、成長・発達できるように『自由』を保障することで、『すでに始まっている成長という仕事を助ける』ことだけである」と述べています。
このようなモンテッソーリの教育に関する考え方に共鳴・賛同した当研究所は、日本における同教育のさらなる拡充と普及をめざしてきました。その結果、従来にはなかった、学ぶにあたって時と場所を選ばない「通信教育」という方法を採り入れることになったのです。

0歳〜3歳コース紹介

0歳〜3歳は長い一生の出発点であり、この後に続く何十年という人生の基盤となる時期です。そのうえこの時期は無意識、つまり記憶には残りません。しかし、この記憶に残らない時期が人生の中でもっとも吸収力の強い時期であり、その後何十年かけても達成できないようなさまざまな事柄を、いとも簡単に、成し遂げていくことができる時期ともいえます。
 
この時期の発達の課題は、「できるようになること」です。たとえば一点を注視できる、首が据わる、はいはいができる、歩けるようになる、しゃべることができる等です。この発達の課題は、あらかじめ時期と順番がプログラムされたもの、つまり設計図として子どもの中に内在します。これは、私たち大人が教え込み、訓練して発達を遂げさせるのではなく、子ども自身ができるようになる力=「自己教育力」を環境に注ぎ込むことで、発達は成されていきます。
この肉体・精神の両面における発達が健やかに成されていくために基盤となるのが、子どもにとっては私たち人間の社会に「適応」していくことです。「適応」は0歳〜3歳コースのキーワードといってもよいでしょう。適応を可能にする条件として、私たち大人は「子どもを受容すること」が重要になり、その結果子どもには「基本的信頼感」、つまり人と結びつく力が築かれるのです。
 
0歳〜3歳コースの講義は理論と実践の2本柱で構成され、講義内容は、子どもや子どもの発達に関する知識を伝える理論講義が多くなります。理論講義の背景に位置づけられるのは、モンテッソーリ教育の考えと現代科学で証明された事実に依拠します。

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