集中講座 スケジュールなど

2025年度 「集中講座」年間スケジュール(全7回)

コース 教育分野名 講座記号 開催日 申込締切日
 
  2歳半~6歳

 
日常生活の練習 IP 2025年8月26日(火)・27日(水)  2025年8月18日(月)
感覚教育 IS 2025年8月28日(木)・29日(金)  2025年8月20日(水)
言語教育 IL 2025年8月30日(土)・31日(日)  2025年8月22日(金)
算数教育 IM 2025年9月1日(月)・2日(火)  2025年8月25日(月)
文化教育 IC 2025年9月20日(土)・21日(日)  2025年9月12日(金)
  0歳~3歳 日常生活の練習 IZP 2025年8月26日(火)・27日(水)  2025年8月18日(月)
言語教育・感覚教育 IZL 2025年8月28日(木)・29日(金)  2025年8月20日(水)

「集中講座」各教育分野 紹介

2歳半~6歳コース

日常生活の練習

幼児期の「模倣期」と「運動の敏感期」を利用し、子どもが自分の身体を意志どおりにコントロールする能力を身につけられるよう援助するのが『日常生活の練習』です。基本運動、自己への配慮、環境への配慮、社交的なふるまい、運動の調整、の5分野の活動を紹介しながら、子どもが一人でできるようになるための環境や援助の仕方についてお伝えします。

感覚教育

「感覚の敏感期」を利用して、子どもが感覚器官を洗練するのを援助するのが『感覚教育』です。感覚教具で行う「対にする」「段階づける」「分類する」という3つの操作方法は、子どもが「ものを観察する能力」と「ものを考える方法」を身につけることを促します。活動を紹介しながら、『感覚教育』が知的教育分野の基礎として位置づけられていることについて説明します。

言語教育

子どもは「言語の敏感期」に周囲で話されていることばを母語として獲得します。モンテッソーリ教育の『言語教育』は、ことばの発達段階に合わせて語彙を豊かにすることから始め、最終的には文法にまで至ります。文字を書くことについてもそれまでに養った力を利用して自然に身につくような工夫がされています。『言語教育』の特色と、系統図の流れにそった活動を紹介します。

算数教育

幼児期には、数字や物の大きさ、量に興味を示す「数の敏感期」が表れます。モンテッソーリ教育の算数教具は数量が具体物で表され、手で扱えるようになっています。実際に1000個のビーズからなる重い立方体から、色と数字で数量を表す切手という半抽象の段階を経て、暗算という完全な抽象の段階へと無理なく至ります。『算数教育』の系統図の流れにそって、十進法のしくみと演算の概念の理解を促す活動を学びます。

文化教育

 幼児期に現れる文化の敏感期は、ことばと数以外を対象とした幅広い内容をもちます。子どもからは動物や、国旗、宇宙のことなど様々な興味として現れます。宇宙全体を対象とした活動の中で、子どもには様々な違いがあるがままで紹介されていきます。違いを知り、違いを受け入れる姿勢はモンテッソーリ教育の究極の目的である「平和教育」にもつながる重要な分野です。文化教育の導入講義の後に、「地理」「生物」「時の流れ」の3分野の中からメインとなるいくつかの提示の紹介を行います。

0歳~3歳コース

日常生活の練習

粗大運動と微細運動が複合的に合わさった活動です。共同体の一員として日常の活動に参加させることにより、環境への適応を促します。着衣枠、観葉植物の世話などの活動を紹介しながら、提示が実際にどのように行われるかをお伝えします。

言語教育・感覚教育

子どもは「話しことばの敏感期」にしたがって、自分の周囲で話されている母語を獲得します。モンテッソーリ教育の『言語教育』では、発達段階に合わせたきめ細かなステップを用意し、豊かな語彙を養います。また、子どもが無意識にため込んださまざまな感覚的な印象は、感覚教具に触れることによって整理され、知性の覚醒を促します。0歳~3歳の子どもの発達段階に合わせた『言語教育』『感覚教育』の特徴と活動について学びます。

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